つれづれ ＆ 父親について

いっこ前の日記のタイトルにもありますが、
今月は神無月です。

でもこの時期、八百万の神々が集まるといわれる出雲地方では、
「神在月」と呼ぶそうで、素敵だなぁと思った。

深い宗教の話をするつもりではありませんが、

私は「八百万の神々」や「森羅万象に神々が宿る」、
という日本人の考え方がすきです。
だからとってもこの地方へ魅かれます。


家族のことを細かく話すつもりはありませんが、
私は父親とうまくいき出したのはつい最近のことで、
と、いっても彼との距離のとり方が分かっただけの話で、
依然としてウマは合いません。

でも脈々と影響は受けているものだとつくづく感じます。
そのことに最近感謝しています。

彼はいわゆる田舎の無学な人ですが（近親者ということでこの言い方を許して下さい）、
地球や宇宙、動物への知識をたましいが求めるようで、
彼なりに勉強し、探求しています。

彼が大嫌いだということを体現したい私は、
どんなに薦められても
決してそういうTV番組を一緒に観ることはしませんでした。

でも気が付くと、
そういう類いの番組は気になって仕方ありません。
なぜかというと私も魅かれるから。
知りたいし、ごくごく水を飲むように知れば知る程、心が潤う。

だから、彼の読むものと、私が部屋で読むものは、
ジャンルが似ています。

子どもの頃半強制的に連れて行かれた『地球大紀行』の講演会が、原始の風景として心に刻まれています。
子どもの頃、理科のその分野だけはいつもハナマルをもらっていたし、先生が言うことも大概知っていました。

プラス、
人に関心がある私は、そこから派生して、
新たな分野に興味をもつ。

それも広いところの私の宗教観に繋がっています。