日常の体験や思ったことつづりどころ
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.09.05,Fri
近頃、呼吸がしばしば苦しくなる。
呼吸障害と呼べるレベルではないのだけど。
吸っても吸っても酸素が入ってこない気がして、苦しいのに、浅い呼吸しかできない。
まだ慣れていないので、これがくるとかかりっきりになってしまう。
そんな時、一番助かるのは夜明けまえの薄暗い明かりと空気。
この、朝の空気だけは効く。あたらしい一日の香り。鮮烈な生まれたての匂い。
生きていることを思い出させ、我にかえらせてくれる。
何度か此処にも書いていますが、
きついなにかが極まると、私は気づくといつもよしもとばななに手がのびている。
10年以上読み続けてもクッションのように毎回異なる弾力を感じ、
さぁーっと新しい風が吹いて来る。ゾクッとさえする。
彼女の文章がなかったらどうやって生き抜いてきたのだろう。
呼吸障害と呼べるレベルではないのだけど。
吸っても吸っても酸素が入ってこない気がして、苦しいのに、浅い呼吸しかできない。
まだ慣れていないので、これがくるとかかりっきりになってしまう。
そんな時、一番助かるのは夜明けまえの薄暗い明かりと空気。
この、朝の空気だけは効く。あたらしい一日の香り。鮮烈な生まれたての匂い。
生きていることを思い出させ、我にかえらせてくれる。
何度か此処にも書いていますが、
きついなにかが極まると、私は気づくといつもよしもとばななに手がのびている。
10年以上読み続けてもクッションのように毎回異なる弾力を感じ、
さぁーっと新しい風が吹いて来る。ゾクッとさえする。
彼女の文章がなかったらどうやって生き抜いてきたのだろう。
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Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.08.30,Sat
股関節の広げ方を習ったので、
祖母宅で思い出しながら練習していたら、
「なんだ、便所に居るみたいだな。」とはしたなさを注意された。
我に返る。
確かに。
人前でする格好じゃないな。
(あ、身体表現クラスなら当たり前の格好ですけどね。)
先日、
友人と近いうちに逢おう、と”指切り”した。
女の子の小指は、細くて白くて儚いものだと思った。
そしてにんげんは温かい。
どきりとした。
祖母宅で思い出しながら練習していたら、
「なんだ、便所に居るみたいだな。」とはしたなさを注意された。
我に返る。
確かに。
人前でする格好じゃないな。
(あ、身体表現クラスなら当たり前の格好ですけどね。)
先日、
友人と近いうちに逢おう、と”指切り”した。
女の子の小指は、細くて白くて儚いものだと思った。
そしてにんげんは温かい。
どきりとした。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.08.19,Tue
あなたが眠っているとき、
あなたの寝顔を
いとおしそうに眺めているひとがいるかも知れない
「ひと」に限定しないのなら、
尚更のこと。
あなたの寝顔を
いとおしそうに眺めているひとがいるかも知れない
「ひと」に限定しないのなら、
尚更のこと。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.08.14,Thu
”きょうは水曜日”って分かって動いていたのに、
”あしたは金曜日”と疑いをもたず、
燃えるゴミを出したり、生協の受け取り準備をしていたりしていた。
”あしたは金曜日”と疑いをもたず、
燃えるゴミを出したり、生協の受け取り準備をしていたりしていた。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.08.13,Wed
「スタートした時とはもう違う地点に居ると思います。
これからこの場に何を望みますか。」
訳あり、1ヶ月振りに再会したカウンセラーにこう言われた。
この日は顔を合わせたその時、カウンセラーが等身大に初めて見えていて、
内心不思議だった。
”あ、このひともにんげんじゃん”って改めて思っている自分が不思議だった。
今まで多分顔色を見ていたんだと思う。
通い始めてのこの一年を、彼女と丁寧に振り返ってみると、
確かに立ち位置がもうかなり変化していた。知らなかった(笑)。
進化・成長とは云わないが、明らかにいきる姿勢が変化していた。面白かった。
この先、どう寄り添ってほしいか、私は初めて怖がらず心をできるだけ掘り下げながら伝えた。
面白い経験だった。
カウンセラーが、
「せんせい」から「カウンセラーであるにんげん」になっていた。
この会わない一ヶ月の間、お互い、あるひとつの大きな転換期を迎え、
すてきな化学反応が起きたのだと思う。
いつか聴いた言葉のひとつを思い出した。
「カウンセリングとは相互作用していくものである。」
これからこの場に何を望みますか。」
訳あり、1ヶ月振りに再会したカウンセラーにこう言われた。
この日は顔を合わせたその時、カウンセラーが等身大に初めて見えていて、
内心不思議だった。
”あ、このひともにんげんじゃん”って改めて思っている自分が不思議だった。
今まで多分顔色を見ていたんだと思う。
通い始めてのこの一年を、彼女と丁寧に振り返ってみると、
確かに立ち位置がもうかなり変化していた。知らなかった(笑)。
進化・成長とは云わないが、明らかにいきる姿勢が変化していた。面白かった。
この先、どう寄り添ってほしいか、私は初めて怖がらず心をできるだけ掘り下げながら伝えた。
面白い経験だった。
カウンセラーが、
「せんせい」から「カウンセラーであるにんげん」になっていた。
この会わない一ヶ月の間、お互い、あるひとつの大きな転換期を迎え、
すてきな化学反応が起きたのだと思う。
いつか聴いた言葉のひとつを思い出した。
「カウンセリングとは相互作用していくものである。」
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.08.06,Wed
常に「現在の自分が嫌い」な私は
ひとりSMのようにセルフポートレイトを撮る。
自己受容ができていないくせに、こなせない向上心ばかりが溢れてきてぐるぐるうず巻き。
フと以前の自分のかおを見た。
良い表情のものが一点だけあった。昨年12月。
ばかみたいに素直な澄んだ眼をしていた。何百枚撮って来てその一点だけ。
ブッサイク顔に寝グセなのに、表情だけシャンとこの世に居た。
ダンスという好きなことを見つけた今が一番いいかおをしているかと思っていた。
でも違った。
いまは不安と恐れとプライドに潰されそうなかおをしている。
好きなものを見つけたのに。馬鹿だな。
ひとりSMのようにセルフポートレイトを撮る。
自己受容ができていないくせに、こなせない向上心ばかりが溢れてきてぐるぐるうず巻き。
フと以前の自分のかおを見た。
良い表情のものが一点だけあった。昨年12月。
ばかみたいに素直な澄んだ眼をしていた。何百枚撮って来てその一点だけ。
ブッサイク顔に寝グセなのに、表情だけシャンとこの世に居た。
ダンスという好きなことを見つけた今が一番いいかおをしているかと思っていた。
でも違った。
いまは不安と恐れとプライドに潰されそうなかおをしている。
好きなものを見つけたのに。馬鹿だな。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.04.04,Fri
いま、初期100件の日記をまとめて読み返した。
先日、最近の数十件も読み返した。
ブログスタート時から見守ってくれている友人が随分以前に、
「途中から、書き慣れてきて文章が分かり易くなった」、みたいなことを
伝えてくれたことがあり、とても嬉しかった。
そしてそれから随分と月日は流れ...。
現在の文読みにくいな、と感じた。
なんだか「うるさい」。
書いた本人がそう感じるのだから、
「書いていない」読み手は増々そう感じているのではないか。
文章が傲慢(?)というか散漫(?)というか。
書きたいこと(自分の目線)が多様化したのは良いことだけど、
文章にしたいことが技量を超えてしまっているのに、
無理無理書いていて、只の雑雑な文になってしまっている気がする。
あと、「説明・情報」文が増えたな。
果たしていまのわたしは「感じたこと」を伝えようとしているか。
先日、最近の数十件も読み返した。
ブログスタート時から見守ってくれている友人が随分以前に、
「途中から、書き慣れてきて文章が分かり易くなった」、みたいなことを
伝えてくれたことがあり、とても嬉しかった。
そしてそれから随分と月日は流れ...。
現在の文読みにくいな、と感じた。
なんだか「うるさい」。
書いた本人がそう感じるのだから、
「書いていない」読み手は増々そう感じているのではないか。
文章が傲慢(?)というか散漫(?)というか。
書きたいこと(自分の目線)が多様化したのは良いことだけど、
文章にしたいことが技量を超えてしまっているのに、
無理無理書いていて、只の雑雑な文になってしまっている気がする。
あと、「説明・情報」文が増えたな。
果たしていまのわたしは「感じたこと」を伝えようとしているか。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.04.02,Wed
『トルコ人のおいしいトルティーユ』屋台にて。
「あなたたちトルコ人なの」
「ハイそうねトルコ人」
「あたしトルコ行ったよ。トルコ好きだよ。」
「おお、あなたトルコ行ったか、トルコ友達できたか?」
「出来なかった」
「私も日本人友達いない」彼らはそう言って悲しそうな顔をした。
「あたし友達になってやろうか?」
「あなた友達?」
「うんうん」
「友達辛いソースいるか?」
「いるいるいっぱいかけて」
「いっぱい?辛いよほんといいか?」
「おっけいおっけい」トルコ人はチリソースをドカドカかけた。
「友達辛い泣くねきっと」
・・・・・
人は自分が必要なものを受け取ることができる。相手を知らなくても、どんなに遠く離れていても。その反対に、求めないものを受け取ることはできない。たとえ自分の恋人が神様だったとしても。そんな風に出来ているみたいに思える。
・・・・・
十九の夏、あたしは石井君の隣の部屋に住んでいた。〜
毎日毎日いっしょにいた、毎日毎日事件があった。〜
お互い恋人は別々にいて、嫉妬も束縛も何もなかった、ただもう子供みたいにいっしょに過ごしていた。〜
あたしは恋人でもなければ、兄弟でもない、単なる隣人の石井君に無条件に優しくされて一年間を過ごした。だからその後の人生でも自分のことを好きでいられた。
ー田口ランディ『ぐるぐる日記』(2001・筑摩書房)より
よしもとばなな(の小説)と田口ランディ(のエッセイ)は、
私自身の中で立ち位置が全く違うのに、
心のなかの同じ部分を刺激する。
届きそうで届かない指先2、30センチ先。
まるで粋な1、2秒を暗示するフラメンコカンテのように。
一寸先は闇の中、時々こうして少し先を暗示してもらえると本当に安心する。
「あなたたちトルコ人なの」
「ハイそうねトルコ人」
「あたしトルコ行ったよ。トルコ好きだよ。」
「おお、あなたトルコ行ったか、トルコ友達できたか?」
「出来なかった」
「私も日本人友達いない」彼らはそう言って悲しそうな顔をした。
「あたし友達になってやろうか?」
「あなた友達?」
「うんうん」
「友達辛いソースいるか?」
「いるいるいっぱいかけて」
「いっぱい?辛いよほんといいか?」
「おっけいおっけい」トルコ人はチリソースをドカドカかけた。
「友達辛い泣くねきっと」
・・・・・
人は自分が必要なものを受け取ることができる。相手を知らなくても、どんなに遠く離れていても。その反対に、求めないものを受け取ることはできない。たとえ自分の恋人が神様だったとしても。そんな風に出来ているみたいに思える。
・・・・・
十九の夏、あたしは石井君の隣の部屋に住んでいた。〜
毎日毎日いっしょにいた、毎日毎日事件があった。〜
お互い恋人は別々にいて、嫉妬も束縛も何もなかった、ただもう子供みたいにいっしょに過ごしていた。〜
あたしは恋人でもなければ、兄弟でもない、単なる隣人の石井君に無条件に優しくされて一年間を過ごした。だからその後の人生でも自分のことを好きでいられた。
ー田口ランディ『ぐるぐる日記』(2001・筑摩書房)より
よしもとばなな(の小説)と田口ランディ(のエッセイ)は、
私自身の中で立ち位置が全く違うのに、
心のなかの同じ部分を刺激する。
届きそうで届かない指先2、30センチ先。
まるで粋な1、2秒を暗示するフラメンコカンテのように。
一寸先は闇の中、時々こうして少し先を暗示してもらえると本当に安心する。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.03.27,Thu
東京は桜が満開らしい。
わたしはまだ見ていない。
よし夜桜花見だ。
「夢芝居」踊ってきちゃうよ。
花粉症の薬もいやいやもらったしね。
春は、
浮き立つ分
どこか不穏。
わたしはまだ見ていない。
よし夜桜花見だ。
「夢芝居」踊ってきちゃうよ。
花粉症の薬もいやいやもらったしね。
春は、
浮き立つ分
どこか不穏。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.03.26,Wed
追い込まれた時にありがちかも知れませんが、
近頃を覚ます瞬間15〜22歳の精神状態になっていて
一瞬パニくります。
「きょうの時間割わからない!」
「体育着なくした!」
「アルトリコーダーがない!」
「そういえば理科一回も出席してなかったんだ!」
「講評日なのに実技に手つけてない!」
「単位が足りないって言われたんだった!」....etc!
、で、
”あれ、落ちつけ、いま何歳だっけ?”
”いま働いてたっけ?”
”きょうしなくちゃいけないことあったっけ?”
、となって、
”ああ、いまはもう32歳になってて、今仕事はしてないんだった。”、となる。
なにせ高校生・大学生マインドで目を覚ましているので、
「32」という数字に愕然としてまた一瞬パニくります。
”え?!32?? なにをしていた? この10年間どこにいた? ”私”って誰?”、と。本気で。
その間2秒くらい。
朝のひと仕事。
さ〜ひいていいよ〜、ひくがよい〜。
でも戻ってきてね。
近頃を覚ます瞬間15〜22歳の精神状態になっていて
一瞬パニくります。
「きょうの時間割わからない!」
「体育着なくした!」
「アルトリコーダーがない!」
「そういえば理科一回も出席してなかったんだ!」
「講評日なのに実技に手つけてない!」
「単位が足りないって言われたんだった!」....etc!
、で、
”あれ、落ちつけ、いま何歳だっけ?”
”いま働いてたっけ?”
”きょうしなくちゃいけないことあったっけ?”
、となって、
”ああ、いまはもう32歳になってて、今仕事はしてないんだった。”、となる。
なにせ高校生・大学生マインドで目を覚ましているので、
「32」という数字に愕然としてまた一瞬パニくります。
”え?!32?? なにをしていた? この10年間どこにいた? ”私”って誰?”、と。本気で。
その間2秒くらい。
朝のひと仕事。
さ〜ひいていいよ〜、ひくがよい〜。
でも戻ってきてね。
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