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日常の体験や思ったことつづりどころ
Posted by - 2025.10.08,Wed
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Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.01.25,Fri
わたしは東京生まれですが、
美術展や映画、公演などがだいたい来てくれるから便利だな、と思う以外は
さしてこの土地に魅力を感じることはありませんでした。

ただ今日、もうひとつ魅力が増えました。それは.....
神保町があること!!

今まで雑に歩いていたけれど、
怖くて入れなかった(ヒヤカシお断りの気がしたから)古書店に入ってみたらびっくり。

楽園だ〜。

本屋よりもぶらつき甲斐がある。

豆本や特別装丁本や、旧〜い本、版画や絵も置いてあったし、
絶版になったような掘り出し物の気配の本がわんさとある。
しかし、特別な本でない限りは定価より安い!
そして、時間の経った年代いろいろの本が醸し出す空気の清冽さと匂いときたら!

わたしがもし幼児だったら嬉しくて奇声発しちゃうよ。

ピカピカでない物の美しさ。




タイトル:2月公開の映画。
「胡同」は「フートン」と読むそう。
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Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.01.17,Thu
夜11時過ぎに揚げ物を美味しくバクシバクシ食べました。
そんな時もありますよね。


たまたま
普通の人が目の前でバレエを踊り出す場に居合わせました。

私はひかくてき、中庸というか無機質な佇まいのダンサーに魅かれます。
が、今回のその人はどちらかと言うとグラマラスな可愛い人でした
見るからに「女性」大発散!

踊り出したら、一変。
そこに凛とした気品が加わる。エロで収まらない色気。
見とれました。
ほんとうに美しかった。
私がおとこだったらあんな彼女ほしい。

同じ女か?!
ヒョロヒョロ立ち尽くす自分がまた小学生男子に見えました。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.01.15,Tue
感が動きました。
動が感じました。

中島らも 短編集『白いメリーさん』。

病からの創造か、
創造のための病か、

どこまで正気で、
どこまでラリッていたのか、
どこまで本気だったのか。

彼に出逢ってから特に
そういうことを考えるようになりました。

答えは出ないのにね。


個人的に、よしもとばななを読んだ時と同質の肯定感を得た。
と、いうことは私にとっては、
日々飲む水のように欠かせない何かを孕んでいるということ。
不条理なのに沁み入るこれはなに。

いち読者としてはもっとたくさん読みたかったなぁ。

タイトル:
『白いメリーさん』に登場する台詞。



:べつ事:

真夜中のび太くんのような目で、
いつものようにサボテンに話しかけていた。
眠る前のふり返り。

ふたつ並んでいるうちの一本が、
近頃痩せ細っているのが気になって軽く引っ張ってみたら、サックリ抜けた。

長い白い毛にほわほわと覆われたサボテンなので見えていなかったが、
身体本体は黒く枯れていた。

あああ....。
水のやり方のせいかなぁ...。
冬を迎えグングン背を伸ばしていたのに、申し訳ないことをした。
いつから枯れていたのだろう。
知らずに、話しかけているばかりだった。

指に刺さった棘はそのまま埋まってしまった。
やがては心臓に到達するかも。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.01.14,Mon
という名前には20歳以前に出逢っていた。

比較的地元にこの名前のレストランがあったのだ。

電車からいつも見えていて、なんとなく魅かれて友達と入った。

薄暗い店内には白熱灯のランプが処々に灯り、白黒ビデオが流れていた。
居心地が良かった。
しかし、多分立地条件のせいでお客はいなかった。
流行っている気配もなかった。

白衣姿の若いコックさん3人位がピカピカの厨房でピリリと注文を待っていた。

主人は白髪まじりのおじさんで何やら気配が厳しかった。

入るなり、コートの畳み方をレッスンされた。

お喋りに夢中で、出来き立てのパスタに手をつけないでいると、
すかさず「出された温かい料理は一番美味しい時に食べる。」と促された。


なんとなく、
私達が若いからマナーを教えてくれようとしているんだな、と思った。
少なくとも私は嫌な気がしなかった。

ここでこうやって、立ち振る舞いを教わっていくのかなと思った。
(心はもう通うつもりでいたから。)


しかし、間もなくその店は無くなった。

私達が最後の客だったのでは、と思えるほどすぐに。

若い子のマナーの無さに嫌気がさして辞めたのではないか。
いちばん始めに思ったことはそれだった。
そうじゃありませんように、と本気で願った。


それから10年以上経って、つい先日、
シルヴィ・ギエムが100年にひとりとも言われる程の天才バレエダンサーであることを知る。

映像を探すと(ちなみに現在も現役です。)、
大好きなシャルロット・ゲンズブールにも似た
”ただの美人”ではない魅力溢れる美人だった。




メモ:
『ぼくとひかりと園庭で』 石田衣良・文 長野順子・絵
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.01.12,Sat
御護りとして
自宅鍵にいっしょに付けていたアイヌの木彫り飾りが
いつの間にかとれていました。

今まで何度も折れたのですが、探すとかならず欠片すべてが見つかり、
その度に修理して、大切にしていました。
今回はどこを探してもとうとう見つかりませんでした。

10年間。

自転車の鍵
引っ越す前の自宅の鍵
新しい自宅の鍵
友人と住んだ福沢荘の鍵
その郵便受けの鍵
離れてしまった彼の家の鍵

が、期間さまざまにいっしょに揺られました。


屋久杉の数珠同様、
お護りはある日こつ然と無くなる。

さようなら。ありがとう。またね。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.01.10,Thu
公園通りクラシックスへ。

【COMPLETE IMPROVISATION NIGHT】と題した
豊住芳三郎さん(D) と高橋悠治さん(P) の完全即興セッション。

一時間弱の演奏を2回+おまけ演奏。

内容はどう説明したらいいのかしら。
”フリージャズ”、って誰かがボソッと口にしてたような...。


ゴリゴリゴリ〜と消化中。

私の引き出しにない音楽。
途中何度も怖かった。

ということはおもしろかった。

あとは内緒。


豊住さんのドラムはかっちょ良かった。
外しつつ、見せるとこはこれでもかと見せつける。

アンコールで立ったままピアノを弾いていた高橋さんの立ち姿が格好良かったなぁ。

個人的に決して耳に心地良い音色ではなかったし、
あと10回立ち合ったら何か感じるかなと思うくらい距離感を感じたのに、
ふたりの間合いのとり方で演奏が終わると判った瞬間
”終わっちゃ嫌だ!!”と、とっても猛烈に思っている自分が居て驚いた。



追伸:
渋谷のデパートはいま大変なバーゲンシーズンで、
皆とても割引されていました。お近くの方急いで!
それでもわたしはウィンドウショッピング♪
もう服はいりません〜ららら〜♪






Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.01.08,Tue
NHK『プロフェッショナルの流儀』
すし職人 小野二郎。

深く心動きました。

画面越しでもひとのこころにはたらきかけるその佇まい。


亀のような笑顔が、
同じ年頃のせいかうちの祖母のそれともよく似ていて、
生きてる時間の尊さを同時に想いました。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.12.31,Mon
山村浩二さんの『カフカ 田舎医者』年内駆け込みセーフ!

ほか、『頭山』『年をとった鰐』『こどもの形而上学』『校長先生とクジラ』同時上映。

ンガー!!生きててよかった〜、と思いました。

不条理で救いがないのに(私はそう感じた)、
脳の奥の方がゴワーッと悦んでいた。

ものすごい手応え。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.12.25,Tue
なぜかホンづいてるここ数日。

中島らもさんの対談集と
田辺聖子さんのエッセイを読む。

どちらも初めて。

図らずも関西の方お二人で、
脳内関西。


「作品」そのものというよりも、
人間(作家)本人に魅力を感じた本ばかり読んでるんだな、わたしは。
そういう本の選び方をしている。
と、気づいた。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.12.23,Sun
カウンセリングクリニックの目の前に、いつも行列の親子丼屋がありました。

小さい老舗の佇まい。

昨日は昼前でまだ席に余裕があったので迷わず入ってみました。

味はもちろん美味しかったから、その話は置いといて。

想像より狭い店内はカウンターだけで、
それよりも更に狭い細長い調理場が向かい合っています。

その中で男性3人がフル稼働。
皆、髪の毛ピリッと整えて板前さんみたいな風貌。
調理、盛り付け、下ごしらえ...、ハキハキと分担をこなしつつ、
客の出入り・注文に対して歯切れ良く返事を返し、
3人もお互い声を掛け合ってぶつからず動きまくってる。

つまり声が絶えず、
客の出入りも絶えない。
昼時の大繁盛店。

なのに、慌ただしくない。

無駄のない動きの美しさに見とれながら食している最中、
ポタリと半熟の白身を垂らしてしまった。

”あ、ハンカチハンカチ...” そう思い、鞄をまさぐっていると、

カタン!とカウンターに箱が。

顔をあげると、
目の前で正に親子丼の具を7つ8つ平行して火にかけているその人が
箱をカウンターに置いたのでした。

やおら蓋を開けてくれたので中を覗くと、なんとティッシュが。
彼は”ニッ”とアイコンタクトをして、すぐ鍋の方に向き返りました。

その間わずか1秒ほど。

配膳した後の客の動きも目に入ってるんですね。
プロだ。
その粋な動き、気配りにやられました。

店を出る時は、そうね、初詣行った時と同じくらいサッパリとしたいい気分。
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HN:
Hawaii Okinawa Jazz Band
性別:
女性
趣味:
こっそり踊る・散歩・旅・本・想像・ダンス鑑賞・津軽三味線・花・大海を泳ぐ
自己紹介:
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ありがとう

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