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日常の体験や思ったことつづりどころ
Posted by - 2024.10.06,Sun
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Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.04.02,Wed
『トルコ人のおいしいトルティーユ』屋台にて。

「あなたたちトルコ人なの」
「ハイそうねトルコ人」
「あたしトルコ行ったよ。トルコ好きだよ。」
「おお、あなたトルコ行ったか、トルコ友達できたか?」
「出来なかった」
「私も日本人友達いない」彼らはそう言って悲しそうな顔をした。

「あたし友達になってやろうか?」
「あなた友達?」
「うんうん」
「友達辛いソースいるか?」
「いるいるいっぱいかけて」
「いっぱい?辛いよほんといいか?」
「おっけいおっけい」トルコ人はチリソースをドカドカかけた。
「友達辛い泣くねきっと」

・・・・・

人は自分が必要なものを受け取ることができる。相手を知らなくても、どんなに遠く離れていても。その反対に、求めないものを受け取ることはできない。たとえ自分の恋人が神様だったとしても。そんな風に出来ているみたいに思える。

・・・・・

十九の夏、あたしは石井君の隣の部屋に住んでいた。〜
毎日毎日いっしょにいた、毎日毎日事件があった。〜
お互い恋人は別々にいて、嫉妬も束縛も何もなかった、ただもう子供みたいにいっしょに過ごしていた。〜
 あたしは恋人でもなければ、兄弟でもない、単なる隣人の石井君に無条件に優しくされて一年間を過ごした。だからその後の人生でも自分のことを好きでいられた。


ー田口ランディ『ぐるぐる日記』(2001・筑摩書房)より



よしもとばなな(の小説)と田口ランディ(のエッセイ)は、
私自身の中で立ち位置が全く違うのに、
心のなかの同じ部分を刺激する。

届きそうで届かない指先2、30センチ先。
まるで粋な1、2秒を暗示するフラメンコカンテのように。

一寸先は闇の中、時々こうして少し先を暗示してもらえると本当に安心する。
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Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.04.01,Tue
「ゴンドワナ」が実在していた名前だと知りうれしい。

架空の国名か何かと思っていた。
田村しげるさん(だったかな。)の短編アニメ『鯨の跳躍』で耳にしてから、
憧れの響きだった。

「パンゲア」と同じ意味合いで、「ゴンドワナ大陸」。
マダガスカル島を”へそ”として、あの辺の周囲の大陸は古代地つづきのひとつの大陸だったそう。

そして、マダガスカル島には動植物の固有種が多数生息していて、
大きなバオバブの樹が生えています。(『星の王子さま』に登場する樹です。)

知らなかっただによ〜。
知れてうれしい。
見たい。見たい。

こうやって、
食に興味なく起き上がる気力も失せお菓子で生き、自暴自棄になりつつも、
ダンスに始まり、動めく好奇心があり、
死ぬ時までは死なないもんなんだなぁと思った。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.03.31,Mon
みなさま善い4月を

きょう雨に濡れてしまった方風邪を引きませんように
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.03.30,Sun



JR鶴見駅と新子安駅の間、車窓からの景色はこの時期まるで天国のよう。
丘地だから地平から見るとまるでひな壇のように
石階段・桜や樹々・家々が淡く佇んでいる。
桜が咲いていなくても通るといつもグッとくる。


輝く未来 (舞踊家・伊藤キムさん主宰)
『お願い、グロリア!』
横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール。


昨年10数年振りに再会し、なぜか気が合ったダンス鑑賞仲間と。
眼が大きく髪のつやつや長い人魚姫みたいな女の子(これは今日気づいた)。
まっとうな社会人で大人だけど、人間界に居ると端から見て異質なのだ。



図らずも”嵐のコンテンポラリーダンス鑑賞月間”となってしまったがこれで終止符。


すべて観たい。
今月の体調コントロールの焦点はすべてここにありました。

明日からはまた普段居る位置を大切にする日々。



わたしは自分の身体を永年ないがしろにしていた。
どこも痛くない分、”ないもの”としてどこか放棄していた。

例え気に入らないところがあろうとも、
身体が与えられたことのよろこびにはかなわない、と
今回ぶっ続けでダンスを観ていて思いました。

肉体はそれだけで美しい。

それが日常を少しズレて動き出すと、これまた更に美しい。
「肉体」そのものに目線がシフトするから。
そのものを見てしまうと、人間の、身体の、うつくしさに感動する。
そしてそこにはかならずキャラクターや精神性が明らかに垣間見える。

ここから先は、自分の身体とつき合っていきたいです。



画像:赤レンガホールロビー(3枚つなげて貼ってあります)
左・ベンチ
中・窓 この先は海と大さん橋
右・半景   誰も居ない一瞬教会のような静謐な空間になりました
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.03.30,Sun
私は酔って記憶を無くしたり、ひとりで帰れなくなる程呑んだりしない。
しかし、酔うと思ったことを思考速度に同調させて口にする。

特に、話し相手に感じた感動・違和感をリアルタイムで言葉にせずにおれなくなる。
相手は迷惑だろう。ごめんなさい。怒りアリよ、怒ってね。

きょうはそうやって昼間からいろんな人にからんでいた。
教師職に。進路相談専門職に。恩師に。麿に。10歳差若夫婦に。

呑んでたら日常うまくまわるよな、と改めて思う。バカだな。

というのも、カウンセリング講座(以前通っていた)同級会だったのだが、
3年経ちステップアップしていないのが見事に私だけだった。
”社会人コース”だっただけに、各方面で働きながらも皆勉強熱心で新たな学問(実践)を修めたり始めていた。
もう呑むしかない。

近況報告が私だけ「カウンセリングに”通って”います。」で終わる。とほほ。

別れ道、
「皆すごいな〜。」と呟いたら、
「皆自分がすごいとはきっと思っていないんだよ。だから勉強するんだよ。」と
勉強時代から冷静で信頼している麿ちゃんが淡々とひと言。
「勉強(学問)」を手段にできる人の頭の良さに感服する。

・・・・・

そのまま混乱コンランショップへ。

レニ・バッソ
『Ghostly Round (ゴーストリー・ラウンド)』
パークタワーホール。

ちゃんと酔いは醒めていました。

個人的には、
先日の『パラダイスローグ』よりももの凄かった。
痛くて、嬉しくて...。

集中し切った人々の中心から醸し出される”天国感”も先日同様あったが、
すごく一挙一動が際立つ男性ダンサーが居て、
あと、もの凄い男っぷりの良い長身女性ダンサーが居て...!!
個人の舞いで心打たれる。また涙。本当に美しかった。


主宰者であり、振付家・ダンサーでもある北村明子さんの多才能さに口が閉まらなかった。
”削ぎ切り”感がすごい人だった。

公演を教えてくれたダンス師匠に感謝。

・・・・・

ダンスにやられまくった勢いで友人(?)のライヴへ。

グッピーの唄があって。
鉢の外を知らない彼等。

”妊娠したみたい”
”幸せに暮らそう”
という会話する歌詞があり、あまりのストレートさと残酷さにまた涙。

マイナスの私見を書くことは迷うが、でも誠意を込めてあえて。
友人グループはあんないい歌を歌ったのに、メンバーそれぞれが聴き手に対してトゲトゲしている印象を受けた。自らが柵を作ってる感じ。
この日がたまたまそうで他の日は違うかも知れない。
初めて見たその感動を伝えた時、心此処に在らずだった。
表現者としてそこが悲しかった。
ひとが足を運ぶという行為の重さを知っているはずだからこそ、悲しかった。

私が酔っ払いだったからかなぁ。
もしくは、勢いのあるダンスを観た直後で、穏やかで淡々とした表現法である彼らに無意識に同じ勢いを望んでしまったのかな。そしたら私が間違えてるな。



帰り路はスキップしながら仕方の無さとうれしさの間を揺れ動く。



新しいお護りと縁が結ばれる。
メッセージは、

”雪が溶けるとき
白さは
何処へ行くのであろう”  (シェークスピアだそうです)
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.03.29,Sat
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団 2008
『Vollmond (フルムーン)』
新宿文化センター大ホール。



今日の舞台は「水」が大きくかかわっていて、
最終的にはダンサーも舞台も水浸し。

音楽には電子音(ノイズ音に近いのも。)が入っているし、
ダンサーが皆、”満を持した”感じで成熟した個性的な身体表現を披露。

初演年代を考えて観たことはないけれど、
帰宅して確認したら2006年初演。つい最近の作品だ。
(因に先日の『パレルモ...』は1989初演。)


最後、トランス状態的なテンションで
ダンサー達が、執拗に克明に美しく水しぶきを上げ踊り続ける。

すごかった。
腰の力抜けた。
落涙。
情景そのものに感動して。
すごかったよ。


スタンディングオベーションがとっても多かったから、
きっとダンサー、観客共にかなりひとつの点にゴゴゴ〜ッと集約されたのだろう。

・・・・・

帰り難くて、松屋でご飯。

ちょうどおじさんが八つ当たり丸出しで暴れていた。
小銭を店長に向かって叩き付け、声の限りを尽くしていた。

これもある意味もの凄い”表現(発揮)”であるなぁ、と目を丸くする。
でもこの発揮の仕方は違うよなぁ、としみじみ思う。

そのうち警官5名(更に店外に2名。そんな大勢で...。)がおじさんを迎えに来る。
おじさんおとなしくなるしかない。

・・・・・

夕方のどしゃ降りにも負けず、桜の樹々は満!開だった。
9.78咲きというところ。
個人的に一番嬉しいころ。(その後の刻々もすべて心惹かれるけれど。)

桜ほど、咲き誇った瞬間が分かる花はないと思う。
白くモコモコと夜空に溢れていた。
本当に美しい。
桜の樹の元でお酒ガバ呑みしたくなっちゃう気持ちはとても分かるなぁ。

今年も見られた喜びにまたなにかに感謝する。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.03.27,Thu
東京は桜が満開らしい。

わたしはまだ見ていない。

よし夜桜花見だ。

「夢芝居」踊ってきちゃうよ。

花粉症の薬もいやいやもらったしね。


春は、
浮き立つ分
どこか不穏。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.03.26,Wed
追い込まれた時にありがちかも知れませんが、
近頃を覚ます瞬間15〜22歳の精神状態になっていて
一瞬パニくります。

「きょうの時間割わからない!」
「体育着なくした!」
「アルトリコーダーがない!」
「そういえば理科一回も出席してなかったんだ!」
「講評日なのに実技に手つけてない!」
「単位が足りないって言われたんだった!」....etc!

、で、

”あれ、落ちつけ、いま何歳だっけ?”
”いま働いてたっけ?”
”きょうしなくちゃいけないことあったっけ?”

、となって、

”ああ、いまはもう32歳になってて、今仕事はしてないんだった。”、となる。

なにせ高校生・大学生マインドで目を覚ましているので、
「32」という数字に愕然としてまた一瞬パニくります。

”え?!32?? なにをしていた? この10年間どこにいた? ”私”って誰?”、と。本気で。

その間2秒くらい。

朝のひと仕事。


さ〜ひいていいよ〜、ひくがよい〜。
でも戻ってきてね。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.03.25,Tue
あなたは着飾らなくてもとってもきれいな碧なのに

バリエーションや濃淡はあってもきれいな碧に変わりはないのに

なぜそんな粉っぽいブルーに染められてしまったの

染料抜けてほんとうの肌はやく出てくるといいね

わたしのターコイズちゃん



Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.03.24,Mon
高速回転。

頭ボサボサ。

服も着たまま。

いいのか
それでいいのか

梯子を

だれか、梯子を
穴の出口に手がとどきません

もしくは土をぶっかけて

這い上がれるかが見ものというもの

爪も尽き
眼鏡も尽き
毛布も
枕も
すべて





:後日追記:(上記文とは別事。 汚いことば登場の為閲覧注意)

数日前、マンガ家・西原理恵子の『サイバラ茸4』を何のご縁か読んでしまう。

何度も気持ち悪くなり途中本を閉じ休みつつ、
でも魅力を感じて結局読み切ってしまう。

もらしウンコ、ゲロ、シッコ、ハナミズ、強度の被害妄想.....、
人生でできれば避けたいものばかりと遭遇している彼女がそのまま描く気持ち悪いマンガに、やられた。心相当動いてしまった。「えっえっえっ」←笑い声
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