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日常の体験や思ったことつづりどころ
Posted by - 2024.10.07,Mon
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Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.08.13,Mon
世の中お盆休みムードで
忙しい両親も骨休みの旅行に行き、
この数日はまたわたしと祖母の蜜月だった。

私事だが、わたしはいま食欲というものがなくて、
空腹感はあっても食べたい欲求が生まれてこない。
身体に悪いのは分かっているのだが、食べ物を身体が受け付けない。
低血糖症状が出て手が震えてきてやっと「食べなきゃ。」となる。
しぶしぶ、あまり味を感じないまま食物を口に入れる日々。

あんなに食に貪欲だったのに。今はそういう時期らしい。

午前中、祖母宅を覗くと、
一週間分のご飯を炊いていた。
(祖母は歩いて30秒の処で一人暮らししている。)

祖母は料理にかけるひと手間をいとわない。
美味しい状態になるように必ず手を尽くす。
安い野菜などを濃い味に煮て常備食をせっせと作り、毎日それを食べる、大正生まれ。
できたての混ぜご飯を「食べてけ」と言う。

目の前でもりもりかき混ぜる。
何種類だか分からないほどの具がいい匂いを放つ。
空腹感のみのわたしは、半分付き合いでゆっくり口に運ぶ。

祖母の家で何かを食べると一品では済まない。
「これも食え」と別の煮物や漬け物が出て来る。
半分困りながら口に運ぶ。

でもね、美味しいんだ。これが。
「食べる」ことの大元を体験している気がしていつの間にか、
わたしはもぐもぐ勢い良く咀嚼している。

いつもそう。
これが祖母の最大で最強の魔法。
気が付くと、胃といっしょに心がいつもいっぱいになる。

貴重なたましいだといつも思う。
親族だから、ではなく、
その「来た者のお腹は誰彼構わず満たす」ことに費やす精神が。
実際祖母は誰が来てもそうする。

この年代の人の最大のもてなし法なんだろうな、といつも思う。

奉公時代は、戦時中でひもじく、
隠れるようにして皆空腹を満たしたという話をいつも聴く。

祖父が戦争で、ビルマやノモンハンに行って、
ねずみなどを食べたり、(結局食べたかは不明。)
生水を飲んだ仲間がバタバタと生き倒れになった話も時々聴く。



祖父と祖母の若いころのアルバムを見たいなぁ、とわたしは言った。

夜行くと、何冊かテーブルに並んでいた。

ゆっくり見ていると「白黒だし、もういいでしょ。」と笑いながらそそくさとしまった。
祖父の出兵先でのアルバムには、仲間の写真もたくさん貼ってあった。
皆一人で写り、きちんとしたポーズをとっている。
「いつ死ぬか分からないからなんだね。」と言うと、
「そう。」と祖母が言った。

今日は、特攻隊に行った15歳の知り合いの子の話を初めて聴いた。
彼女がリアルな戦争の話をするのは珍しい。
飛行機は実家の上を一回旋回してゆくという。

「特攻隊」という言葉は遣わず、
その時其処に居た人ならではの言い回しだったことが印象的だった。
「飛行機乗りで、でも帰ってこないでしょ、まだ15歳なのに、家の上をぐるっと回って出かけて行くんだよ。」と。

感情をほとんど言葉にしない祖母が、
「あれだけは可哀想で仕方なかった。」とポツリと言った。





なぜか今日は声が低かったので、
誰も居ないのをいいことに、
自宅でひとりイエモン(歌手)祭りを開催した。地声全開熱唱。

歌い飽きて居間へ行くと、
ほとんど沈んだ最後の陽の光が暗い部屋に差していて、
見とれた。
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Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.08.11,Sat
今晩(11日)からペルセウス流星群がピークを迎えつつある。

ヒュンヒュンと流れる星を見られるといいな。




世間ではお盆休みが始まり、
出国ラッシュや帰省ラッシュもピーク。

みんなどこへいくのですか。


徳島の阿波踊りもついに明日(12日)から始まる。ヤットサーヤットヤット

行けないわたしは高円寺でヤットサーヤットヤット

Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.08.08,Wed
皆さんの趣味はなんですか。


わたしは下着とビキニを見るのが好きです。
自分が着る前提ではなく、単にその物が好きなのです。
布の質感やデザイン、イメージを眺めているのが好きといえばいいのかしら。

新宿は伊勢丹にいらっしゃる方がいましたら、
どうぞ地下2階の雑貨売り場へ足を伸ばしてみてください。

素敵なビキニが並んでいる一部分がありました。
輸入ものかしら、多分。

今年はブラジルスタイル(名前自信なし)という、布部分がもの凄く少ないビキニが流行りらしいのですが、
並んでいたのはそういうビキニたちです。

デザインや模様や、布の質がいろいろで、
とても可愛いく、セクシーでした。

ビキニ上は、ほんとうにパッドも入らないくらいの三角布だったし、
ビキニ下は、一体何処まで処理すれば...という面積の小ささ。

「うわ〜、すごいよ、コレ」
「まいったね」
「ヒエ〜」
ひたすら独り言を言いながら興奮して見ていました。

ふくよかな方や、ナイスバディな方、またはマッチ棒みたいに細い方が着たら、
すごくチャーミングだと思いました。
でも、着たら女の子はそれぞれ皆似合って可愛いだろうなぁ!

どうかこれを来て皆海に来てほしい。
見たい!
見せて!
そんな光景を思い浮かべ
鼻血が出そうになりながらヨロヨロ帰ってきました。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.08.07,Tue
平和について祈ることがある。

わたしは祈りという方法をよく遣うが、
「平和」の意味についてあまり考えてこなかった。

小さい頭ですぐに堂々巡りが始まって、
結論が見えず考えることを途中でやめてきた。


きょうは何だか、
「現実的な」、この「わたしたちの生活に即した」『平和』ってなんだろう、
とフと考えた。

”天国”が決して「平和」像なのではないはずだ。

わたしたちの「世界」は「天国」にはならない。
だったらこの世界で「平和」とはどういう状態のことだろう、と想った。


最近心に溜まってきていた個人的なこと、読書から、テレビから、人から
受けた想いがまとまって
そういうことを考え始めたのかもしれない。


わたしは高校の時広島へ行った。
大人になって長崎の地も踏んだ。
戦争へ行きやっと帰国し、退職後も愉しむことなく短命で逝った祖父が居る。
布団ひとつを背負って敗戦後の日本橋を彷徨った祖母が居る。

地を踏んだ時、話を聴いた時、
感じなかったことをいま感じている自分がいる。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.08.05,Sun
はりさけそうではりさけないふりしたツンドラ

よびかけたけどこたえのないふりしたほんだら

思いたって背伸びんびん

月の裏が見たい

ここまできたら十億年たってもほんだら

むかしのしるしさがしてみたけどツンドラ

砂になった気持ちったら

水になった気持ちったら




替え歌・・清水靖晃
アルバム『PENTATONICA』より


幾つかのことについて書きたかったのですが、
このフレーズでそれに代えるほうがしっくりくる気がして。



:数分後追記:

でもちょっと書こうかな。
最近観たこと感じたこと散文的に。


7/27の日記にも書いた敬愛する画家、生・掘越千秋さんに先日逢った。
もう一度絵が観たくて画廊に行ったら当たり前のように居た。
氏のエッセイはここ数年の愛読書なので、他人の気がせず、
「よかったらお座りになりませんか。」の声と共に図々しく面と向かって座る。

「ーですぅ」とか「ーでぇ〜」という日本の姉ちゃんの喋り方が嫌いだと分かっていながら、そのことば遣い全開で氏と話す。
自分の「喋りことば」のバリエーションの少なさを実感する。

掘越さんは想像通り、大地のような人だった。
そしてどことなく品があった。

ミーハーな姿勢&足りない語彙炸裂のわたしの話しかけに、
それでも一回一回大笑いしながらワイワイ応えてくださる。
ウワサ通り声がデカい。低いいい声。
それ故、氏はフラメンコの唄、カンテの唄い手でもある。

「いつでも遊びに来なさい!いろんな奴ごろごろ居るから!ワッハッハ!」
と仰った。

わたしたちはアミーゴになりつつある。、と信じる。



楽しみにしていた昨晩の地元の花火大会に出向く元気がどうしても湧かず、
ベッドに寝転がりながら遠くに響く音だけを聴いていた。

次第に怖くなってきた。

発見したんだけど、あのドン!ドン!とお腹にくる大きい地響きは、
パニック発作の心臓の動悸によく似ていた。
一回一回全身を大きなうねりが脈打つあの感じ。

ゲンナリする。

なぜならここ数日また発作回数が増えていて、そればかりか、
もはや夜は眠るのではなく、目を開け景色を見る時間と化し、
頭が休まる(安まる)感覚を味わっていないから。

慣れてるし、べつに乗り越えられるけど、
こうやってグチもこぼしたくなるくらいにはガッカリ。



先日のカウンセリングの待ち合い室には、
珍しく、辛そうなのがはっきり分かる人達が大勢居た。

若い男の子も、中年社会人も、親子連れも、ガリガリ女性も、
心の中にゴウゴウと大きなものが渦巻いていて
それが外に出ないようにグッとこらえる表情をしていた。

辛さには絶対値がないと先日ここに書いたけど、
「あなたは弱くて、あなたは強い」とは、誰にも決められない。

ここに居る人たちは、社会生活が営みにくくも、
必死でそこに在り、生きている。

それが短期間で済む人、一瞬の人、末永く続く人..といろいろいる。

誰の心にも怠惰心や甘えはあるけれど、
ここに居る人達をそのひと言ではもちろん括れないと思う。
その姿を間近で目撃するとなおさら。

いまは自己の中でバランスをとることで精いっぱいで
そこになんにも「生産性」がないとしても、
やはり、社会(社会の人々)は、わたしたちを「使えない」と排除しないでほしい。
人口比率にいろいろなレベルの精神的疾患が増えている今だからこそ、
なおさらそう思う。願う。



夏の夜、お気に入りの緑ボウボウの細道を通ってツタヤへ行く。
どうでもいい部屋着のまま。ユラユラと。

いま、視界が狭くなっている分、
植物のエネルギーにとてもハッとする。

核爆弾が爆発したら、こんな美しいものやそれを感じるわたしたちも、
一瞬にして溶けるか吹き飛ばされるか放射能汚染されてしまうんだなぁ、と
『Pink』のゆみちゃんのように、ボンヤリ想った。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.07.31,Tue
『HAPPY DANCE』。
『月に負け犬』。




いろいろな次元のあらゆる人があらゆるところに
息づいているという事実を知る。







辛さや忍耐力に”絶対値”はないでしょ、
どっちがより絶望の淵に居るか、どっちがより涙をこらえて笑っているか、
そんなの誰にも計れないでしょ、
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.07.29,Sun
空気中にあつまった水分が耐えきれず
いまにも落ちてきそうな厚い雲の下、
明るい昼の12:30。

外は、まるで沖縄の午後と同じように、だぁれもいない。
蒸し暑すぎて?
ドシャブリが来るから?

玄関を出て横を向くと
Tシャツにオムツ丸だしのオカッパ女の子がいた。
お互いにぐぐっと目が合った。

「こんにちは」と言ったら、
女の子はサンダルでキュッキュ向こうへ走り出した。
わたしはわざと足音を立てて、追いかけるマネをした。

ふたりでニコニコ走った。


そんな日曜日。



ヒマラヤ水晶
アクアマリン
ガーデンクォーツ
グリーンフローライト
ルチルクォーツ と縁をつくって来ました。

3代目のお守り。


ガーデンクォーツは気にしたことがありませんでしたが、
よく見れば見るほど、地球?緑?苔?庭?を観ている気分になります。

育まれた鉱物はなんて美しいのだろう。




:追記:

先日、友人に教わった、
ギタリスト 押尾コータローさんの『STARTING POINT』。

また跪く。

ギター一本、CD越しの音とは思えない。
挑発、情感、集中力、音の渦が手に届くかのよう。

こんな人がいたんだ!
知れたことが嬉しい。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.07.27,Fri
 掘越千秋展

〜2007.8.4(土)(7/29休み)
11:00〜18:30(最終日〜17:00)

檜画廊 [Gallery HINOKI]
千代田区神田神保町1-17(すずらん通り)
03-3291-9364

画像:「いづこへ」 420x297mm ミクストメディア


この日記に度々登場する敬愛する掘越さん(面識なし)の展覧会。
ご本人は残念ながらいらっしゃらなかったが、パワーを感じて来る。
会期中また行けるといいなぁ! 


.........

カウンセリングは、失礼ながらも結局溜めていた疑問をすべてぶつける。
カウンセラーの方の想像以上の懐の深さに安心する。

まだ解決の糸口さえも見えてはいないが、
毎回自身の輪郭が露になることが、こわ面白い。

人は皆そうかも知れないけれど、
自身の、矛盾した思惑にはさまれ、気づくと身動きできなくなっていたりするのだなぁ、と思いつつ。

..........



数年かけて、点と点が繋がった気がして。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.07.26,Thu
ただいま
スイスとイタリアの国境部付近、
もしくは南プロヴァンス辺りの
静かな保養地から帰ってきた気分です。

実際は、うちからノロノロでも2時間圏内で行ける友人宅に
初上陸してきたのですが。

山があって、海(!!!)があるところです。
サーファーも大勢居るところです。

寄せてはかえす海、ですよ!




すこしずつ
書き足しますね



、と思ったけれど
彼女から、住まいから、感受したことは
沁み込み過ぎてわたしの今のアンテナではことばにできないし、
ことばに置き換えたとしても皆さんに伝えられるとは思わないので、
この3日間の時間の流れはふたりだけのひみつ。


その代わり、
観た海のことをもう少し書きます。

海に映る月の道を初めて見た。
その揺れていたこと。明るかったこと。照らされていたこと。

真っ暗ななか満ちゆく海水に触れているのは怖かった。
引っ張られる。
でも少し時間が経って、慣れて、満ちるのも落ち着いてくると、
夜の海もこの上なく穏やかになる。

わたしは過ぎ行く時間を見届け感じ続けることは意外と苦手なのだけれど、
じわじわと海水にのまれ洗われる指先の感触は、
月の光と共に
いつまでもいつまでも見ていたかった。
それこそ仁王立ちのままわたしは動けなかった。

潮に少しずつ流されながら波乗りを繰り返すサーファーは美しかったけれど、
戻って来られるか心配だった。


:つけたし:
なぜ前述の地の保養地に行った気分になったかというと、
友人は食の”みなもと”のようなものを大切にする人で、
ちょうど、その辺りで獲れたお茶やジャムを振る舞ってくれたから。

食した地はこの日本だけど、
彼の土地のエネルギーに満ちたその食物のエネルギーときたら!!

ジャンキーなわたしには違いがくっきりと伝わり目をみはった。


友人に感謝。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.07.22,Sun
最近なんだか宙に浮いている気分。

好意も敵意も判断つかないくらい鈍ってる。
好意だとしても見えないふりをしたい。

わたしはひとりなのではなく、
ひとりでいることを頑に選んでいると知る。


つい近頃は外出にとても勇気がいる。
ま、そんな時期なんだろう。

近所の図書館にやっと行ってきた。
夏休みが始まって、ざわざわ混んでいた。
なぜか「黒い表紙の本」特集をしていた。
黒い本は絵が際立ってきれいだった。

何度行っても飽きない図書館。

読みたい本を大切に胸に抱えながらゆっくりとまわった。
本越しに心臓の鼓動を感じた。
発作の前兆だが薬は飲まねいぜい。
なぜ、好きな図書館に居るだけなのに始まるんだ。
やせ我慢5分。
「発作が来ることが分かるのに服薬しないのは結果的に合理的でないですねぇ。」という担当医の直球を思い出し、言い訊かせる。その場で薬を飲んだ。


「アレルギー」という分類棚で、
よく吟味もせず10冊くらいを次々と抜き取っている男の人がいた。
ランニングに短パンでわき毛がぼうぼうだった。

わたしは貸りた本がそれぞれ厚過ぎて(文字は大きい)、
リュックが閉まらず半分以上開けたまま自転車をこいだ。
たぶん端から見るとわたしも相当怪しい人物に見えるよなぁ、と思いながら。
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Hawaii Okinawa Jazz Band
性別:
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こっそり踊る・散歩・旅・本・想像・ダンス鑑賞・津軽三味線・花・大海を泳ぐ
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