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日常の体験や思ったことつづりどころ
Posted by - 2024.10.06,Sun
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Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.02.12,Tue
琴線にふれる

『考える人』2008年冬号
追悼特集『さようなら、こんにちは河合隼雄さん』


鶴見俊輔「独創的なものは京都から」より抜粋:

倒れてから亡くなるまでの眠っている時間、河合さんはいったい何を夢見ていたのか。ヘッセの『ガラス玉演戯』のような世界、あれは音楽の世界でもあるでしょう、そういうものだったかもしれない。眠りのなかで、物と人との区別もない状態を行き来していたのではないか、と私は空想するんです。物をつくった人間に対する尊敬から、物にお辞儀をしたり、敬意を表したりすることがあるでしょう。物と人の区別も、創作と自然物との境界もなくなって。...




なぜ周囲は河合さんの文化庁長官を一期だけにしてあげなかったのか、
彼は執筆・研究に残りの人生を捧げたいと言っていた...etc.
いろいろな側面からの追悼文のなか、
臨床心理士だった河合さんのことだから、と
脳こうそくで意識を失ってから亡くなるまでの一年間をこの鶴見さんのように捉えようとしている方もいた。

ご本人にはもうお訊きできない。

しかしながら。河合さんはこの境地にたしかにおられた部分もあるのではないか。わたしなりに確信を得た気がした。
わたしの中での氏の旅立ちが、鶴見さんのこのことばをおかりして初めてしっくり物語となって結ばれたように感じた。
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Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.02.11,Mon
きっと洗い時。

『みずうみ』でザブザブ洗われる。
芯に還るこはできないけれどブレを修正することはできる。
このタイミングがありがたい。



雪が降った日の夜、
凍りつつあった雪をザックザック踏んでうれしくて飛び跳ねた。
うたを歌いながら。

また別の日、悔しいことがあって心がグルグル渦巻いて収まらなかったので、
冷たい夜風の帰り道を走って帰った。
走っても走ってもすっきりしなくて歌をうたいながら走った。
止まると自分に対する悔し涙が溢れるのが分かったから、ますます悔しく、独り言を言いながまっすぐ突き抜けた。


ドラマチックなことを言いたいんではなくて。
これ。
これが哀しくもひとりで居る時のわたしです。
8.9歳児。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.02.08,Fri
嘘って思うかも知れないけれど、

YOHJI YAMAMOTOのコレクションをH.P.で観て
なみだがこぼれました。


わたしにとって
彼の服は絵本や詩集と同じ効用があるのです。



:つれづれ追記:

久しぶりにゆっくり髪を整えてもらう。
1000円カットではなく美容院へ。
丁寧に触れてもらいたかったから。

数年担当してくれている美容師さんは、なんというか間を解ってくれる人で、
丁寧に心はかけてくれるけれどほとんど話さない。
私が休みに来ていることを最初から気づいてくれた人だ。
プロだなぁと思う。

またかわいいテーラードジャケットを着ていた。
ZUCCAのだそう。うまく着こなすなぁとしばし観察。

わたしは低血糖症状が出て、サービスの飴をバクバク食べていた。
彼はまったく動じていなかった。(多分それほど人に関心がないんだと思う。)

外は寒かった。

ほんのちょっとだけ散歩した。
セルジュ・トラヴァル*のお店を見つけた。
アクセサリーは今は興味ないから寄らなかった。
H.P.DECOに入ったらギャラリーみたいで面白かった。
すごく綺麗な絵付け陶器の小鳥のオーナメントがあった。
3万円もしていた。なんで?
アンティークらしき黒光りした棚群の合間に、
内側がキャベツみたいで周りだけが仄かに紅いラナンキュラスが生けてあった。
本日の主役はこの花だと思った。


*「セルジュ・トラヴァル」検索でいらしてくれた方へ*
ほんの少しですがこの日の日記後半に、指輪との出逢いについて書いてあります。(因みにプロフィール写真はセルジュ・トラヴァルのバングルです。どちらも宝物です。)
よろしければ↓
http://hojb2006.blog.shinobi.jp/Entry/317/
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.02.06,Wed
逃げました



 これはバターになりかけたトラ



今回の出来事が、
我を通す
一貫性を保つ
初心を貫く
べき類いのものではないと思ったからです。

自分で出した答えです。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.02.05,Tue
カウンセリング200回分にも感じるくらいの高速回転ミッション。


よしもとばななのある作品内で
主人公が「自分の限界を知るのはいいことよ。」と言っています。
そうやって”限界”を超えてゆくのだ、と。

話は変わりますが、
この高速回転ミッションを体験して、
つくづく自分は「転がる石だ」、と思いました。
”ローリングストーンズ”ではなく、”道端で止まってるただの石”です。

敬愛する画家の掘越千秋さんはエッセイ内で、
「道端の石はみんな”シ(スペイン語でYES.)”と言っている。いつ誰に蹴られてもいいのだ」
というようなことを言っていました。
(スペインでは、YESを繰り返していても人間関係は面白くならない、という話題なんですが。)


イメージだけ持ち出して当てはめるのもなんですが、
今日ほど、自分は道端でYESと言って笑ってるだけだ、と実感した日はありませんでした。

娼婦です。娼婦。いや、これも語弊があるか。娼婦も相手を選ぶよなきっと。
わたしは相手構わずシーシー言ってる。

「井の中の蛙」と知るのはいいことだけど(私自身は井の外を知りたいから。)、
蛙にも個々それぞれの許容量というものがありまして。
許容量を越えたものと対峙し続けた時大海へ泳ぎ出られるかといえばその前に溺れ死ぬこともあるわけで...。
それとも許容量はそうやって死にものぐるいで大きくするのか?


あ、同じこと繰り返し言ってますね。
きっかり一週間後、私のこの文がどう変化しているか。もしくはここで終わるか。
おたのしみに。

そして、もうひとつ。
「負けず嫌い」はどこまで通していいのか。


タイトル:
イッセー尾形さんに笑顔でぴしゃりと言われたことば。
いっしょに舞台を創っている森田雄三さんとのワークショップに参加した時の話。
人間のデカい人と対峙した時の恐さ忘れない。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.02.03,Sun
夕方近くまで
まるでぼたん雪のような大粒の雪がひらひら静かに舞っておりました。

起きた時、コンタクトレンズをしていなくても、
窓の外の色の違いで雪だと分かり、わくわくしました。
休日の(働いてる方もいるし受験生もいますが。)雪は静かだなぁと見とれていました。

川の流れと同じく、
次から次から現れる大粒の雪にいろんなことを思いました。
なにより、ほんとうに綺麗でした。



夜。
NHKのETV特集が沖縄西表島だった。

個人的には「リゾート化」のイメージがあり、例えば観光で行けばなにをするにもお金がかかり、広大な自然は人によって把握し尽くされているのかと思っていた。

しかし違かった。
人が住んでいるのは島全体の一割にも満たないんだそう。
島を一周する道がないので、原生林がそのまま広がっている。


番組は観光地ではなくある集落の一年を追ったものだった。

もうずうっと以前。友人と沖縄諸島をまわったとき、西表島はなんとなくあえて行かなかった気がする。

画面で見た西表の森は
屋久島よりももっとジャングルみたいにモリモリしていた。
行ったことないけどハワイみたいないろをしてた。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.02.01,Fri
 ポピちゃん咲けず。

夕方静かに折れました。


季節の変わり目の風邪ではなく、
この寒い時期の、なんだか”こもった”風邪は結構きついですね。

どうぞ皆さまお気をつけください。



画像:なんとなく惜しんでつぼみの中を覗く

タイトル:星読み家・石井ゆかりさんが言っていて引っ掛かったこと



:追伸:

以前お世話になった職場の方のご厚意で、
社会復帰第一弾が念願の場で叶うことになりました。

週1の学童クラブボランティアです。

私のいる自治体では制度が変わり、
数年前から学童クラブは児童館の役割も果たすようになっている為、
一日100人以上の子を見守る仕事内容になります。

子どもはほんとうになぜか好きなのですが、
いろいろな面で威力がすごいので(笑)、
とりあえず今の私には週1でも限界に近いはず。
対子ども職は4年振りです。

またミラクルな子達と接することができるなんて!!
また「やれる!」と思う日が来るなんて思っていなかった。
すっごくすっごく嬉しいです。

きいてくださってありがとう。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.01.28,Mon
とある用事で遂に新幹線にひとりで乗る。

「新幹線は速過ぎるから鈍行で行こう〜」派の私は、
ひとりの時は新幹線を利用したことがなかった。

ららら〜♪うまく乗れるかな〜。
北へ行くのに、間違えて(わざと)博多行きとか乗らないように気をつけよう。

どれくらい寒いか見ものだ。

日本海に向かって愛を叫ぶ。


:追記集:



... 

波打ち際の岩の海苔を食べながら愛を叫んできました。
佐渡島がとても良く見えました。
太平洋のようにおだやかな海でした。



....


「今日は久しぶりにこんなに穏やかな風景だよ。」と
地元のおばあちゃんがバス待ち中に教えてくれました。

..

夕方からどんどん空気が冷え、息がモクモクと真っ白になりました。



新潟市。近代的な街でした。

「でもねぇ、ちょっと郊外に行くと過疎がもうすごいのよ。」
「この3、40年でものすごく風景が変わった。」と
これまた別のバス待ち中に地元おばちゃんが話してくれました。


:追記2:

旅の目的は吉井(和哉)さんライヴハウスツアーを観ることでした。
ここ新潟での会場は新潟県民会館。
ライヴハウスではないけれど、密集に弱い私にはベスト。
地元の東京・新小岩文化センターや以前行った静岡県民会館よりも、会場はひと回り小さい。

またしても最後尾気味席の私だが、頑張ればステージの吉井さんの表情がほんのり見えた。
お客は皆ノリが良く、しかもステージとのコミュニケーションのとり方が優しい。
此処でやるときはまた来ようと誓う。

今回来日した新しいドラムスの演奏がもの凄く良くて泣けた。
もんのすごくストレートな音な上、リズムがカツカツ確実。なのに人間味の方が勝っていて耳なじみがすごく良いうえに勝手に心に届く届く! 泣けた。なんだありゃ。

それがすごく身体に合うようで、吉井さんも踊りまくっていた。
たのしくて踊ってる人って素敵だな。かわいいな。

わたしはイエローモンキー時代(吉井さんのバンド時代)のライヴを体験したことがない。

そして、バンド時代よりもソロになってからの彼の表現世界にアンテナが反応したのだが、
それでもステージで、バンド時代はこうだったんじゃないかな、と思うような表情や歌声が時々垣間見えると、
あの時はあの時でまた今とは違ったすごい存在感と色気を放っていたんだろうなぁと感動した。
やっぱり観てみたかったな。

こういう表情がステージ上ではっきり出てきたのは、ソロになってから初めての気がする。(これは個人の単なる偏見ですが。)

すごい「濃密な」人だと思った。
例え嫌いという人も感じるものがあると思う、この人は。

同じ時代に生きてて目撃できてほんとうにうれしい。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.01.27,Sun


いつか友人にその名を教えてもらった
工藤直子さんの詩集を手にした。

数行読んでくうをよむ。
沁み込む。
眠る。
その繰り返し。

たった今は個人的に、
文章よりも、詩や俳句などの凝縮されたものに感じる。

ただ俳句は古い時代のものに興味があるので、訳せないのが難点。
古文遥か彼方。

高校時、
「けり・ける・蹴ろ」とか言って友達を蹴って遊んでる場合じゃなかった。


今回はラベンダー湯は断念。


Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2008.01.26,Sat
静かにしばし立ち止まりお茶がのめるというのは幸せなことですよね。
まさに一日の”句読点”だと思います。
(これを言ったのは確かよしもとばなな。)

読書したり、思いにふけったり...。
これが、家じゃまた同じようにはできなかったりするから、
ある程度人目のある落ち着いた空間の効用って不思議。


カウンセリングでは、
ドラマ『北の国から』の菅原文太さん並みに
「...”深まる”ってなんでしょうね。”対話”って?」と、
ことば遊びになってきて、カウンセラーと苦笑しました。

きっかけは、言葉の意味や解釈にがんじがらめになった私が
話題を選び過ぎて思いを発せられなくなってきたからでした。
カウンセラーは私本人より半歩先に私の新しい壁に気づいて、意識化するきっかけをくれる。職人技だな!といつも驚く。

意識、無意識に係わらず、
わたしの中のあえてカウンセラーに語らない幾つかのこと。
それはわたしにとって大切で重要なのかも知れないので、そのまま温めていてもいい気がする...、と最後にカウンセラーがポツリと言いました。

それが一番印象深かった。
散々膠着状態が続いているというのに、そう観る目。
これには感動しました。
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