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日常の体験や思ったことつづりどころ
Posted by - 2025.10.11,Sat
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Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.07.05,Thu
あなた跪くことができますか。

わたしはその思い込みによる「本心」に安心してしまい、
また言わずと知れたその鈍感さにより、

なかなか跪くことができません。









眠れないの覚悟で聴いた椎名林檎さん。
素通りしつづけ3時間、
跪いていました。






...
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Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.07.01,Sun
きょう夕方観たフジコ・ヘミングのドキュメンタリー番組で。

インタヴューのなかで
彼女はバーン・スタインについて触れた。

初めて逢った彼女の演奏を認め、
世に出るきっかけをつくってくれた人だ。
(その後、直前の風邪によりフジコは右耳だけでなく、左耳の聴力をも失い、チャンスであるリサイタルで惨たんたる結果を残して演奏界を離れることになる。)


初めて逢った時から、彼女は彼に憧れとともに恋心を抱いた。

ラブレターを書こうか書くまいか随分悩んでいるうちに、
彼は死んでしまった。

「半年でも一年でも彼といっしょに過ごせたらどんなに素敵だったろうと思う。」
と表情をほとんど変えず淡々と、ただポツリと言った。




 



そうか.....。


例え短い期間でも、好きな人といっしょに過ごせたら、
「それで本望。」。

そう言える自分になりたいと、このかっこいいおばあさんを観て思った。




*画像は同じく麗しいUA
『Golden green』よりおかりしました



:つれづれ日記: 〜父親について〜

友人にきれいな水晶をもらってから、
ピタリと、眠りにつくとき泣くことがなくなった。

最近、カウンセリングを始めたこともあり、
心がざわめき始めているのを感じる。

毎晩12時を過ぎるとどっと発作がくるようになった。

わたしは不安でどうしようもない時、
傍で「人が眠っている。息づいている。」ことを感じると、
安心し、発作の動揺が収まり易くなる。

それで、はずかしいのだが、
昨晩は発作と動揺にたまりかねて、両親の寝床の隅っこに転がり込んだ。

同じ部屋で眠るのは子どもの時以来だ。


話がずれるが、
子どもの頃、父親が機嫌が悪くて怒鳴ったり、暴れたりしている時、
恐れ涙しながらも、
「でもこの人も、わたし達と何ら変わらず、
口からご飯を食べ、トイレに行き、歯を磨いたり、夜は静かに眠るんだ。」
といつも冷静に観察していた記憶がある。

外側には決して見えない見せない家族のその枠の中の闇。
「”異常”とさえも共存して、何事もないように家族の日常は進む。」

子どもの頃は、若干、我が家は「異常」なんだと思っていた。
でも思春期を過ぎ、友達と真剣な話もするようになって、
どの家にもそれぞれ暗黙の、不思議な闇があることを知る。


そして、昨夜、
居候なので部屋の隅っこに転がりながら、
発作でも悲観でもなく、なんだか泣けてきた。

「なんだ?」と思い心を探った。

それはどうやら父親の寝姿を見たかららしかった。
上述の子どものとき感じていた恐れと冷静な目を感覚的に思い出していたのだ。

薄い布のパジャマ一枚にくるまれて、
父は何ひとつ音を立てず、静かに静かに眠っている。

「これがこの人の本来の姿だ」。
なぜかとてもそう思った。

心臓も口もたましいも、わたし達と同じくひとつで、
内臓を皮膚に包んで、細い身体で働き、生きている。
まぎれもないただの人間である、と。

この人の心がどのように動き、変遷を辿ってきたのか。朽ちてゆくのか。

今まででいちばん父を相対化できた瞬間だった。

それで、わたしが過去彼にしてきた仕打ちは(わたしは「仕返し」と考えていたけれど。)、どれだけ彼を傷つけただろうと想わずにおれなかった。

若干心を病み、疲れ果て、家族にも現実的に頼らざるを得なくなって、はじめて
わたしには分かったことだった。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.06.30,Sat
『You're beautiful 』
James Blunt

が無性に気になる今日この頃。

Macを開けている時は常に繰り返しこの曲を聴いている。
旋律、声、繰り返される「You're beautiful 」。

これだけ繰り返し聴きこんでも、
頭の中で歌詞が自然と翻訳されることはない。

何か温かい、愛する人への唄かと勝手にイメージしていた。
これから幸せになろうとする人の声に聴こえていた。


しかし、内容は真逆だった...。

切ない別れを受け容れる唄。
しかも主人公は死ぬことを考えている(PVの内容がそうらしい。わたし自身は未確認ですみません)。

ガーン。

信じていたのに。(なにを?)
救いのある唄だと。(なのに、死ぬことまで考えてたの?!)


この曲を教えてくれた知り合いは、
意味を分かってわたしに聴かせていたのだろうか。
わたしはメッセージを受け取れていなかったのか。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.06.28,Thu


『清水靖晃&サキソフォネッツ』
2007.6.27
草月ホールにて


参った。
ノックアウト。

なんだ?!あの音。
あのセンス!
あの挑発っぷり!
そしてその、そこはかとないセクシーさ!!

音の響き、響きにどこまでも連れてゆかれる感じ。


わたしもあんなおじさんに成長したい。



*画像はライヴのチラシより




:つれづれ日記: <You're BEAUTIFUL>

〜オーラソーマに行って思ったこと〜


以前、何かで読んだ文章にこんなのがあった。

何か強いストレスを感じていると、人は背中が強ばっているという話。
ある母親が思春期の自分の娘とコミュニケーションがうまくとれなくなった。
でも娘さんが何かに悩み、「閉ざしている」ことは感じ取れていた。

ある日背を向けて座っていた娘の背中に、そっと触れて撫でてみた。
反射的に反発されると思いながらも。

しかし、娘はその場でそのままポロポロと涙を流し始めた。
「何かが(心の中で)張りつめていて、なにをどうしたらいいか分からなくて、困っていた。」と涙ながら素直なことばが出てきた。

母親はそのまま静かに娘の背中を撫で続けた。

愛ある手で背中に触れられるとフと緊張が緩む、という話だった。


わたしは敵意や無頓着に敏感で、ひと一倍愛を乞うくせに、
愛を受け取るのが苦手である。
物心ついたときからの癖だ。


そんななかいつものようにオーラソーマでトリートメントを受けていた。
うつぶせになって、静かに、担当者の人の手とオイルの香りに身を委ねていた。

担当者の人とわたしはどうも「相性」が良いらしく、
手がいつも温かく心地よいものに感じ、どんどん瞑想状態に近くなる。

彼女の手が背中に触れた。

そこからいつもと違う現象が起きた。

心は凪で何ひとつ浮き足だっていないのに、
わたしの両目から涙がホロリと落ちた。

驚いた。

感情は伴っていないのに、目が(身体が)反応したからだ。

ジワ〜っと手から温かいものが身体に際限なく流れ込んでくるのを感じた。
あえてことばにすると、はずかしいけど、「愛そのもの」の感触。
「うわ〜、この人(担当者)、愛を流し込んでる!」と率直に感じた。

”なぜ分かったの? そう。それを誰かにして欲しかったの!!”と無意識が動き出し嬉しがっている。
身体が勝手に惜しみなくそれを受け取っている。

驚いた。

涙は一瞬の出来事だったが、その後、
身体の輪郭が分からなくなるほど心身共に緩むのを感じた。

気持ち悪いでも、発作でもなく、
身体の中の何かの流れがグルグルグルグルものすごく活発になり、
わたしは大汗をかき、熱い身体の感触をオーラソーマで初めて味わった。

わたしはどちらかというと”感覚派”なので、この体験の話がフに落ちない人も多いと思う。
でもわたしは碓かに明らかにそう感じた。

余談になるが、担当者によると、
今回は「思考」に対応するチャクラ(しいてはそこの皮膚)が強ばっていて、
そこを丁寧にトリートメントしてくれたとのこと。
そしたら、ハートのチャクラが活発になる手応えがあったそうだ。

「愛を受け取るのが苦手な方なんですね。
でも身体の方はそれを求めているし、上手に受け取れるんですね。」とのこと。

なにをしたか、なにをされたか、
それは科学的にはなにも分からない(血流がよくなった事実以外は。)。

でも帰り道とってもたゆたったいい気持ちになっていた。
近頃緊張して個人的な幾つかの事を成したのでその強ばりが心身共にとれたのだと思う。


あの背中に手を当てられた時の感触、
忘れられない。

そして、それは誰からでも構わないというものではないと知った。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.06.25,Mon




.... 苗場。

友人の誘いで、初めて「ボードウォーク」に参加する。
フジロックの会場らしい。
”木の道”を作る手伝いをする。

初キャンプ体験。

あまりの美しさに執筆放棄。

沁み込む 沁み込む。

地面で眠ることの気持ち良さを知る。




...



夜は「キャンドルナイト」。
1テントに20個以上紙コップロウソクが配られる。
各々好きな配置に。

本部ではキャンプファイヤー。

一日遅れの夏至祭り気分。



見上げる度に、
空を覆う星々に畏敬の念。
ものすごかった。

人は小さい。
久しぶりに身をもって知る。


連れて行ってくれた友人に感謝。


(フジロック行く方。これわたし描いたボードっす。今年設置されてるといいな↓)






ところで、
話は変わりますが...。
わたしのような幸せ者が言ってはなんですが。

人生とはうまくいきませんね...。

口開けっ放しです。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.06.22,Fri
「あたしたちは、暑い国へ飛んでいきます。
そこでは、空気がむし暑くて、毒を持っていますから、そのために人間は死んでしまいます。
ですから、そこで、あたしたちはすずしい風を送ってあげるのです。
それから、空に花のかおりをふりまいて、だれもが、さっぱりした気分になるように、みんなが元気になるようにしてあげるのです。
こうして、三百年のあいだ、あたしたちにできるだけの、よい行いをするようにつとめれば、死ぬことのない魂をさずかって、かぎりない人間のしあわせをもらうことができるのです。
 まぁ、お気の毒な人魚のお姫さま。
あなたも、あたしたちと同じように。ま心をつくして、つとめていらっしゃいましたのね。
ずいぶんと苦しみにお会いになったでしょうが、よくがんばっていらっしゃいました。
こうして、いまは、空気の精の世界へのぼっていらっしゃったのですよ。
さあ、あと三百年、よい行いをなされば、死ぬことのない魂が、あなたにもさずかりますのよ」
 人魚のお姫さまは、すきとおった両腕を、神さまのお日さまのほうへ高くさしのべました。
そのとき、生まれてはじめて、涙が頬をつたわるのをおぼえました。ー


アンデルセン『人魚の姫』
矢崎源九郎訳 より
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.06.19,Tue
子どもたち。


きょうほんの一瞬公園でセミが鳴いた。

ビックリして耳をそばだてると
やっぱり”ミ〜ンミ〜ン”といっている。

「早過ぎないか?」と思ったと同時に、セミも鳴き止んだ。


午後。
またきちがいみたいな歓声と共に小学生が渦のように遊んでいる。

夏前になると子どもは明らかにエネルギーがうねりを上げる。
特に低学年の男の子。

発散。
伸びる手足。
光を放っている。

すでに服はランニングで、
ほっぺを紅く高揚させて、前髪はおでこにピッタリとくっついている。
全力で遊んでいる。

親も知らないもうひとつのいい表情。


以前、児童施設で働いている時、
夏はその転がるような子ども達の匂いとエネルギーに翻弄された。

子ども特有の匂い。

気になるといえば気になるけれど、
わたしは嫌いではなかったと今になって思う。
無尽蔵のエネルギーを直接もらっていたな、と思う。

若い頃、そういう経験ができたことはわたしにとっては大切なことだったと思っている。
今でも折々に思う。
堅い言い方だけど、ほんとうに感覚的なたくさんのことを彼等に教わった。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.06.17,Sun
目の前の公園のあるひとつの風景。

4歳くらいの男の子が最近いつも怒鳴られてる。母親に。

その子には弟か妹が産まれたらしく、
家からはいつも新生児の泣き声が聴こえる。

赤ちゃんが産まれてから、
その男の子は表情が変わった。
わざと母親がイライラすることを繰り返している。

で、怒鳴られて、泣いてる。

きょうもそう。

怒鳴られてからその男の子は、
うつむいて、同じ場所をグルグル廻っていた。

まだ明るい夕方の陽のなかの出来事。

・・・
別のはなし。

暗くなってから、若い父ちゃんとその小学生低学年の子どもがキャッチボールをしていた。

骨がポキポキ鳴る季節。

もうすぐ夏。
・・・

わたしは夏至の日が近付くと、
懐かしい気持ち・夏を愛する気持ちが相まって、
いてもたってもいられないくらい感慨深くなる。

いつかムーミン達のように「夏至祭り」をしよう。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.06.12,Tue
という絵本をきちんと手にとって読んだことがない。

でも、
作者が佐野洋子という人で、
その絵本を読んだ谷川俊太郎が感激して、
「こんな絵本を創る人だったら」、と結婚した話は遠い昔何かで読んだ。

すてきな話だなぁと思ったことを憶えている。

しかし、いつか知らないが離婚している。

まぁ、その話は置いといて。

『がんばりません』
という彼女のエッセイを読んだ。

何年も前に友人から貸り、
ずっと読まずに本棚に並べてあった。

貸りておきながら図々しい話だと思うけれど、
ピンと来なくてずっと放っておいた。

3日前、なぜか突進するように一気に読んだ。

才能は別として、
心の動き方がとっても似ている人だと思った。
貧乏症で、気まぐれで、豪快で、メリハリがあって、結婚運がないところが。
(、と言ったら実際のわたしの友人達はなんと言うかしら..。)

落語を聴いているようだった。

佐野さんがこんな人生を送っているのならば、
わたしも覚悟を決めなければならないな、と思い、
いい意味で生きてゆくことに少し諦めがついた。

多分これで、わたしの人生での二大エッセイが決定したと思う。
(もうひとりはもちろん掘越千秋さん。)


:後日追記:
絵本がきっかけになったという結婚の話は記憶のみですので、
正しい事実かは分かりません。あしからず。
Posted by Hawaii Okinawa Jazz Band - 2007.06.02,Sat
 
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